2010年08月09日
マンモグラフィ

こんにちは、今日はマンモグラフィについてお話します。
マンモグラフィは乳房のX線撮影のことです。
最近ではピンクリボン活動が企業などの協賛により活発になっているのでご存知の方も多くなりましたね。
実は私は、検査痛そうだし、まさか自分はガンにはならないだろう。。。と言う気持ちが強く検診を受ける気はまったくありませんでした。
そんな状態でしたから自分ではシコリに気づかず、月1回ほど左胸が痛くなるので乳腺炎かな?なんて軽い気持ちで病院へ行きました。

ところが左胸は先生曰く『生理痛みたいなものです一生続きます。』だそうで、診察の前に撮ったマンモグラフィで偶然右胸にシコリが発見されました。

痛いと評判のマンモグラフィでしたが、想像していたよりは痛くありませんでした。
撮影したその場で、先生がちょっと首を傾げたのが気になりました。
『ありましたねシコリ』と言われ頭が呆然としたのを覚えています。

8ミリと小さなものでしたが、『これくらいなら触るとわかるでしょ?』と言われたところをさわって『これがシコリ?』という感じでした。
テレビや雑誌で自分で触診する方法を見ていたのですが、シコリの感触は思っていたのとは違いました。
私の場合、腫瘍は小さな方でしたが悪性でしたので、あの時マンモグラフィを受けていなかったら、数年後どうなっていたかと思うと不幸中の幸い、運が良かったと本当に思いました。

それからの私は友人に会うたびに自分の経験を通しマンモグラフィ検査を受けるようにすすめてきました。
みんな恐る恐るでしたが、これを機会にと受診してくれました。
シコリ=ガンとは限りません。

日々医学は進歩しています。検査方法も治療方法もどんどん新しい技術が取り入れられています。
マンモグラフィは予防対策ではありませんが早期発見・早期治療は本当に大事です、怖がらずに検査うけてみてくださいね。
